2010年02月04日

ハイチ地震レポートNo.22

被災地レオガンに入っているクワテモックからメールが来ました。停電があり、通信事情が劣悪な中で、わずかなチャンスを得てCODEに配信して下さいました。ここ2日〜3日はメールが止まっていたので、今日4日11時頃(現地時間3日21時 )に電話を入れて元気であることを確認しましたが、その直後のメールです。

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親愛なるCODEのみなさんへ
 皆さんからついさっきお電話をいただけまして、とても嬉しいです。今回は、今までの救援活動と違ってかなり難しいです。その破壊は想像を超えています。津波の場合は、破壊は大きかったですが、海の周辺地域だけでした。ハイチの破壊はあちこちにあり、海の近くも遠くも小さなコミュニティーも都市も、全てが破壊されています。
私が見た破壊は言葉で表現することはできません。おそらく我々はこの巨大な破壊を言葉で説明することはできると思いますが、被災された人々、孤児たちや未亡人たち、そして愛するものを失った人々の痛み、失った家、失った仕事、彼らの生死の境目・・・それらを表現する言葉は見つかりません。国家の象徴であった国家宮殿、大聖堂は、そこら中の何千の家々や建物と同じように崩れ去りました。

 アメリカ大陸の最も貧しい国、そして世界で最も貧しい国の一つでこのような事態が起きてしまったのです。ですから自然災害に、このような地震の結果を説明するために、これら人々の極度の脆弱性を加えなければなりません。国連事務総長の言葉に「世界は第二次世界大戦以来の最悪の惨事を目撃している」とあります。私はレオガンを選びました。ポルトープランスを訪れ、そしてレオガンに来ました。ポルトープランスにも巨大な破壊があり、おそらく50%が破壊されたでしょう。キャンプやテントがあちこちにあります。それがこの国の首都の状態であり、それゆえに多くのNGOや国連がそこに注目しています。しかし震源はレオガンであり、約80%が破壊されているのです。ですから、私はこの場所を選び活動しています。発電器によって電気が点いた瞬間を逃さず、ドイツ人の友人の好意で無線LANに接続するパスワードを貸してもらっています。明日、あなたにこのようにメールを書くチャンスがあるように祈っています。
クワテモックより
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彼のメールにある「世界は今、第二次世界大戦の惨状と同じ光景を見ている」というフレーズは、2004年のインド洋地震津波災害のときにも確か同じような表現を聞いたことを思い出しました。残念ながら一国の被害では過去最大の惨事ではありますが、2004年の津波災害の犠牲者22万人を上回りそうです。
あらためて、亡くなった方々のご冥福を祈ります。
posted by code at 17:45| Comment(0) | ハイチ地震救援ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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